峠
僕が幼かった頃 ママはいないって聞いていた
ママは僕を生んでくれた 僕はママの命をもらった
八月、ある昼下がり 黒い手紙が届いた
恐怖であふれた涙 それを拭くのはママの手だった
明日を照らす光 結ばれた絆引き裂いた
思いは儚く消え行く運命 悲しみが愛を取り戻す
ママが教えた魔法は 僕には難しすぎた
僕は今大人になった 少し分かった気がするよ
可愛い顔した君は あと何年生きられるの?
腕を引かれ遠くへ行った それでも君を待ち続けた
明日を照らす光 二つの試練与えてくれた
側にいるから、大切な友よ その過ち償うまで
君に捧げる愛は 千の華となり咲き乱れる
峠を越えて見えた景色は 夢の中の故郷かな
君に会いに行くよ 幸せ乗せて汽車は駆けて行く
神様、なぜ見捨てるの? 車輪が音を立て暴れ出す
僕の愛するみんな、ごめんね 大地に溶けて明日を照らすよ
私は祈る あなたの星に
さわやかな風が吹く此処で。